令和5年度「自販連山口県支部 定時総会」開催

2月16日(木)、かめ福オンプレイスで令和5年度「自販連山口県支部 定時総会」を開催し、会員販社23社が出席しました。

小川支部長挨拶

○ 自販連本部管轄の令和4年新車登録台数は、新車サプライチェーンの不調により、約229万台と前年比10%低下。山口県支部においても、需要は底堅いものの、令和4年新車登録台数は28,997台とリーマンショック時、東日本大震災時にも下回ることのなかった30,000台を割る深刻な事態となっており、1日も早い回復を願う。

○ カーボンニュートラルへの対応について、中長期の取り組みを含め①電動車の普及促進と充電インフラの整備促進、②各会員ディーラーの温室効果ガス削減、③地域社会における脱炭素化への貢献、④業界全体として情報発信、政策要望等の取り組みがさらに重要になってくる。
普及が進みつつあるサポカーと相まって「山口県民の乗る車は、全てカーボンニュートラル対応でサポカーに転換していく」ことを重要課題とすべき。

○ 車体課税の負担軽減・簡素化の実現について、要望活動を展開した結果、令和5年度与党税制改正大綱において、自動車重量税のエコカー減税、自動車税環境性能割のグリーン化特例は3年延長を実現。諸外国と比べて過重な車体課税の軽減に向け、粘り強く取り組む。

○ 電動化をはじめとする百年に一度の環境変化、人材不足、サプライチェーンのグローバル化等、自動車販売の先行きは非常に厳しい。コロナ禍後のV字回復を始め、発展する未来を目指し、一致団結して課題に対処しなければならない。

≪審議事項・報告事項≫

審議事項として「令和4年度事業報告、収支決算報告」、「令和5年度事業計画案」等の審議がなされ、全会一致で承認を得ました。

令和4年度の自販連取扱い台数を、新車28,997台(前年実績比89.5%)、中古車28,567台(前年比92.1%)と発表。令和5年度事業計画では、例年開催していた交通安全普及啓発活動等に加え、新たに「新車ディーラー中古車フェスティバル」の開催を決定。今後、実行委員会を設立して準備をすすめることとします。

報告事項として「自動車検査証の電子化後の現状」、「第5回 自販連山口 無事故・無違反コンテストの結果報告並びに表彰」等について説明しました。

≪表彰の部≫

中国運輸局山口運輸支局(坪倉勇支局長)から「ワンストップサービス(OSS)推進功労販社」、「サポカー普及啓発功労販社」、への感謝状の授与がなされました。

≪講演の部≫

専門学校 北九州自動車大学校 運営部長である本田晴彦様を講師としてお招きし、「クルマと仕事と若者 ~自動車整備士を目指す世代の変化~」と題して、山口県と福岡県の自動車整備士情勢を踏まえた、学生の就職に対する意識等についてご講演をいただきました。

定時総会の様子

定時総会開催の様子
来賓 山口運輸支局 坪倉勇支局長 挨拶
OSS推進功労販社表彰(山口日産)
サポカー普及啓発功労販社(トヨタカローラ山口)
講演の様子①
講演の様子②