自販連(山口県自動車教育推進協議会)は、公益財団法人日本自動車教育振興財団と共催で、12月4日(月)、山口市内(かめ福オンプレイス)で令和5年度「自動車技術教育用教材の贈呈式」を開催しました。
協議会では、平成5年から自動車技術教育を実施している高等学校に対し、自動車技術教育用教材を提供しており、これまでに延べ76校に教材の提供をさせていただいており、11回目となる今年度は10校に提供することとなりました。
推進協議会並びに教育振興財団を代表して、小川秀夫 会長から、「昨今の自動車業界は大きく変化しており、環境に優しい電気自動車、自動停止などの安全技術、自動運転など、未来に向けた技術が生まれてきています。一方で、最近の若者の自動車に対する関心も随分変化してきています。新しい時代を担う高校生に対して、教材を有効に活用され、自動車技術教育の効果を一層高めていただくよう、期待します。」などとあいさつがありました。
贈呈式後は、学校との交流促進の場として、教育懇談会が行われ、学校側からは、教材提供に対する謝辞や自動車業界への就職状況等、関係団体からは、今後の整備士の養成に期待することや現在の整備士の労働環境等について、活発な情報交換、意見交換が行なわれました。
【提供校と提供教材】
・山口県立岩国工業高等学校 分解組立用電子制御エンジン1,300㏄
・山口県立柳井商工高等学校 分解組立用エンジン(汎用126㏄)
・山口県立田布施農工高等学校 駆動用ギヤ学習セット
・山口県立下松工業高等学校 分解組立用電子制御エンジン660㏄
・山口県立徳山商工高等学校 分解組立用エンジン(汎用126㏄)
・山口県立防府商工高等学校 動く掛図(4サイクル・2サイクル)
・山口県立宇部工業高等学校 モーター基礎実験セット(自動車の電気・電子技術)
・山口県立美祢青嶺高等学校 実習用工具セット
・宇部鴻城高等学校 分解組立用エンジン(汎用126㏄)
・下関国際高等学校 分解組立用エンジン(汎用126㏄)