当支部では、自動車産業に携わる者として一人ひとりが自ら交通ルールとマナーを守るため、業界全体で「無事故無違反コンテスト」への参加や「セーフティアドバイザー研修会」を開催するなど交通安全意識の高揚に努めています。
今年度も、会員販社の新入社員等を対象として交通事故防止に特化した講習会を開催し、交通安全推進を担うディーラー社員としての当事者意識を高め、自動車業界の悲願でもある交通事故の抑止を図ることを目的として開催しました。
四輪車シミュレータでの危険予測トレーニングでは、警察本部交通企画課の担当官から、「運転は、認知・判断・操作の順で成り立っており、交通事故の原因は、判断ミス2割、操作ミスが1割、認知ミスが7割である。認知ミスは、車両、赤信号の見落とし、スマホ、わき見運転などによって発生する。また、認知してから、判断するまでの反応時間を短くするには、先入観をなくすことと、危険を予測することが大事である。」と指導がありました。
開催目的
(1) 自動車産業に携わる社会人としての自覚、運転の責任などの意識を高める。
(2) 今回の講習対象とした若年層は、自己の運転技術を過信した事故が多いことに鑑み、運転技術等を再確認し、交通事故・交通違反を起こさないよう意識改革を行う。
開催日時・場所
令和5年6月9日(金) 午後1時~午後4時
山口県交通安全学習館(山口市小郡下郷3560-2)
参加対象者
支部会員の内、本年度入社した新入社員等、17名
研修内容
(1) 屋内~四輪車事故体験シミュレーション等
(2) 屋外~ダミー人形衝突、雨天急制動体験等